柳家東三楼 メールマガジン ザブメル 2020年3月下旬号
柳家東三楼 メールマガジン ザブメル 2020年3月下旬号 [ご挨拶] 早春の候、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。 この度の新型ウイルスの流行で罹患されました方におかれましては、早期の回復をお祈りいたします。 私の住むニューヨークは未だロックダウン状態にあり、日に日に患者数、亡くなられる方も増加の一途で、収束の目処が経っておりません。全米での非常事態宣言、また母国日本やその他の重大局面を迎えている国の皆様の生活も想像するに大変に苦しいものと感じられます。 しかしながら、経済活動を行わない事には第二第三の景気悪化による被害者が出てしまいます。 私、東三楼も例外ではなく、今後一切の落語の仕事はキャンセルとなり、7月の帰国予定も不安がございます。 現在の私の状況を偽りなくご報告させていただきます。 ニューヨークはロックダウン中ですので、公演など一切出来ず、部屋に軟禁状態ですが、許される範囲でランニングをし、スーパーで新鮮な野菜を買い、栄養には十分配慮しているため、心身ともにとても健康です。毎日5マイル8キロ走り、秋以降に延期した全米50州公演ツアーの体力作りをしています。 また、ツアーでは英語での公演をメインにする為に英語落語の稽古、ネタ作りも十分にしております。 全ての収入源がなくなり、貯金も300ドルを切る中、今回の機会を文字通り「機会」「チャンス」と受け止め、大きな軸を新しく拵えることにうたしました。現代のITを利用し、インターネット上に私の表現の多くを移行することにいたしました。 収入面での安定をはかる事はもちろん、自分の抱える夢「落語をRAKUGOへ」を皆様にも共有していただく、そして私の表現活動に参加していただく、その事によって双方向の交流で新しい「笑いの世界」「落語の世界」「アートの世界」を作って行きたい、という強い思いで、オンラインサロンを開始することにいたしました。 私の強い思い、夢と「落語をRAKUGOへ」と世界に発信する夢を共感して頂いたB-Bridgeさんとタッグを組んでサイトを運営する運びとなりました。 このサイトでは1480円と有料にする事で質の高い表現空間を目指し、会員と会員、会員と私と深く交流して、アメリカと日本を表現でつなげて行きます。 コンテンツに関しましては、サイトの入会ページに